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サッカー観戦日記
by T.K.
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■J3 岐阜−愛媛
そしてインサイドも横谷も強い。5分、右から崩しこぼれをポストで落とし宇賀神がミドルを決める。岐阜先制1−0。これも愛媛がアラートじゃなかった。丁寧に落とされシュートコースも抑えられず丁寧に叩き込まれた。ここから愛媛も回し始める。が、ここからが岐阜の、というか三浦フットボールの真骨頂。持たせても何もさせず、シュートも撃たせない。そして38分、㉚藤岡の左クロスに畑がファーでヘッド。愛媛はマークを見失い、2−0。サイドをえぐってのクロスじゃなかったし、マーク見きれないほどじゃなかったと思うのだが。結局前半は2−0。岐阜は先制したからは持たせつつ、攻撃では少人数でのカウンターではなく、人数をかけ、圧倒的に岐阜ペースである。愛媛も石丸さんは実績ある監督だが、何かあったのか?と思うくらいディテールが甘い。
後半、やはり愛媛がボールを持つが、1トップ松田に収まらず、佐々木の才能を活かせない。近藤・矢田と突破力のあるサイドもスペースを埋めた岐阜の前にどうにもならず、強力な両サイドバックからもクロスが上がらない。つまり完全に岐阜の流れになっている。持たされるだけ持たされ、逆襲を食らい続けるしかない。岐阜はインサイドが強力で、特にヘニキはよく走り、身体能力を生かした守備力で貢献し、守備力がいまいちな庄司を助け、庄司もグラウンダーでのミドルパスといった持ち味を出している。そしてトップのンドカによく収まる。そして83分、畑が高い位置で奪い、1対1を沈め、3−0として勝負を決めた。
結局、岐阜の完勝だった。愛媛はJ3降格シーズンだからJ2復帰が目標だと思うが、少なくともこの日は後手後手を踏んだ。
03月19日(土)
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