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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校選手権福井県大会準々決勝 金津−福井商 北陸−啓新
金津というのがどこかというと、丸岡駅の隣で数年後追伸の北陸新幹線が停まることになっている、芦原温泉駅はかつて金津駅といっていた。つまりサッカーが盛んな地区の普通の高校である。丸岡サッカー場の芝はまずまずで、この会場を経験できるのは高校生にとって大きい。入場するといきなり金津がロングカウンターで先制する。後方から丁寧にパスをつなぐ福井商だがパススピードも判断も遅くスムーズではない。正直このカードのレベルは大阪ラウンド32クラスじゃない。だがそれだけに等身大の高校生を観に来た私にとっては絶好のカードである。金津は引いて守りタテに蹴るしかないが、それがまさに普通のチームである。戦も細いし、下級生チーム。なお、福井商は番号判別困難ユニ。こういうのはJFAがルールをしっかりさせてほしい。たいていの大会ユニフォーム規定には番号がはっきり区別できること、とあるが、実態は守られていない。色彩など科学的に判別しやすいと分かっている組み合わせや、見やすい文字は分かっているし、だからこそ今期からJリーグの番号はフォントが統一されたのだから。金津は右センターバックD森川が大声は張り上げないもののジェスチャーで具体的に指示を出し精神的に大人だあ。そして読みが抜群にいい。フットボールはよく「泥棒と名探偵」と例えられる。つまりゴールを盗むか、すばらしい読みで防ぐか。D森川は間違いなく名探偵だ。では泥棒は誰かというと、福井商のI中津で両足使えてアイディアがある。前半1−0。
後半、福井商は右深くからクロスにファーに飛び込んだ選手がフリーでヘッドを決めて1−1に。さらに後半半ば、金津がスルーパスを通そうとしたところを一気にカウンターダイアゴナルランで中央から右寄りに走り込み金津5を振り切りきらないタイミングで決めて1−2。金津が動揺した直後にも追加点。1−3で福井商が勝った。
さて、第二試合は私学対決。北陸対啓新だ。ただし啓新は私学といってもスポーツコースにサッカー部は含まれておらず、特に強化しているというわけではない。OGに元宝塚歌劇団の専科男役、要するにすごくうまい人がいる。北陸は全国にも出る強豪だ。ただし全国制覇を何度もしているバスケ部やハンドボール部という派手な存在ほどではない。
高校選手権福井大会準々決勝
北陸高校−啓新高校
丸岡サッカー場 晴 ピッチ良
北陸 啓新
九番 十四 九番 二三
二二 十番 七番 八番 十一 七番 十九 二九
四番 三番 六番 五番 六番 四番 五番 十三
誰々 誰々
北陸 監督:松本吉英
GK
DF 5 伊藤匠海 3年 03/07/10 168/60 坂井JY
6 武田大樹 3年 03/05/14 176/70 坂井JY
3 城地勇輔 3年 03/09/08 177/70 フェンテ大野
4 師井魅聖 3年 03/04/20 170/60 FUKUI North FC
MF 8 川添千裕 3年 03/04/17 176/65 東部中
7 清水慧吾 3年 03/12/25 180/72 坂井JY
10 中川慧斗 3年 03/05/02 176/70 坂井JY
22 梅崎陽翔 2年 04/10/27 175/60 坂井JY
FW 14 西川生成 2年 04/12/07 187/70 武生FC
9 吉田侑平 3年 03/06/23 180/70 開成中
啓新 監督:平山大
GK
DF 13 高城忍 3年 04/01/20 167/58 芦原中
5 柿原雄介 3年 03/04/23 180/70 春江中
4 坂井謙心 2年 04/11/03 182/68 JSC富山
6 初馬舜人 3年 03/12/17 172/60 芦原中
MF 29 岡崎哉依 1年 05/04/29 165/60 リガールJPC
19 西谷聡一郎 2年 04/04/16 179/73 阿武野中
7 野中拓郎 3年 04/02/09 166/58 総和中
11 北川大翔 3年 04/03/07 171/65 大東中
FW 23 宮地幹 2年 05/02/17 175/70 阿武野中
9 杉本寛太 3年 03/07/10 172/70 春江中
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10月24日(日)
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