ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■女子Fリーグ 北海道−SWH 福井丸岡−さいたまサイコロ
10 池内天紀(C)
12 井端真梨奈
13 高尾茜利
14 前田海羽
17 荒井一花
18 北嶋笑 
20 小林望月
21 藤江真尋


2  小島英里奈
4  新井敦子
5  坂本枚侑美
6  前川千尋
7  石原美里(C)
9  安奈希沙
10  堀田えり子
13  中太美樹
16  桑原真澄
17  池田智子
18  森栄利香
19  内田由布子
20  小谷悠貴
23  山本未来


さいたまサイコロは以前厳しいことを書いたことがある。4年前の観戦記でほぼ80年代生まれのベテランばかりで上手いけど走れない。相手が弱かったし当時の女子Fリーグのレベルだからやれたけど、急速に力をつけるであろう女子Fリーグの成長について行けなくなる、みたいなことを書いた。しかし若いチームに変わっている。走れて技術もありトータルに強い。特にピヴォP池田智子が素晴らしい。というか、力量では丸岡ほどじゃないが、彼女のおかげで戦えている。見覚えがあると思ったら、4年前に浦安のピヴォとして丸岡と渡り合った選手だった。そのときも絶賛している。体格がありキープできるから味方が安心して預けられる。そしてもう一人の柱E前川がどんどん飛び出せる。
福井丸岡は小学生時代に観ている。当時全少フットサル(バーモントカップ)に女子単独チームで唯一全国に出場した。そのピヴォH北川は代表常連で体格と技術とスピードと決定力がある。ターンも鋭い。この試合2点目はペナ左で受け高速ターンで決めた。体格とターンを兼ね備えるから相手も寄せにくい。L高尾もバーモントのメンバー。カットインからシュートの形を持っている。A横山は展開力抜群。ゴレイロ㉑藤江は好反応がある。同学年の多い第1セットも強力だが、さいたまサイコロの第2セットに極力なピヴォがいない分、言ってみれば走力に優れただけの守備的セットだが、福井丸岡は第2セットもほぼ同学年で強力なチームを二つ抱えたようになっている。ピヴォQ北島笑(えむ)はユース五輪銀メダルのバックアップメンバーで、パワーでは北川に譲るがやはりターンが鋭い。そしてアラM前田はユース五輪銀メダルメンバーで飛び出してからの正確なシュートがある。フィクソB横山は第1セットのA横山の妹なのだろう。プレースタイルも似ている。ミスらしいミスがない。I池内はキャプテンでタメを作りバランスをもたらす。結局技術・戦術に優る福井丸岡が少しずつ差を広げ3−1で勝利した。



この大会、ハーフタイムには場内を暗転させて福井観光PR動画を流し、福井丸岡RUCKRUCKの試合のハーフタイムは福井県の「県民応援チーム」のPRを行った。その中に当日試合があった福井ユナイテッドが含まれなかったのは残念だが、福井丸岡が認められているのは実感した。男子サッカーの全国リーグにチームがない県は福井県と和歌山県の二つ。だが、女子Fリーグを考えると、全国チーム無し県は和歌山県だけである。何とか和歌山県も追いつきたいものだ。

06月20日(日)
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