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サッカー観戦日記
by T.K.
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■女子Fリーグ開幕節 浦安−宇部 すみだ−神戸
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1 蔀萌香
4 金子明華
9 岩崎裕加
11 北隅春菜
13 辻恵実
14 長井咲季
16 黒田茉耶
18 須藤優理亜
20 原川菜々子
21 勝俣里穗(C)
22 黒田佳穂
23 玉川華帆
1 佐藤麻陽
7 田中ちひろ
9 関灘美那子
10 堤早希
11 青山明日香
12 鵜飼七緒子
13 山口真梨奈
15 菊池梨佳子
16 保科永美
17 藤田靖香
18 山川里佳子
19 若林エリ
21 高畠早奈恵(C)
22 青山葵
アルコ神戸は旧名アルコイリス神戸。
黎明期のフットサルチームはロックバンドのようなものだ。集合解散を繰り返し成長する。中心選手に影響されやすい俗人的なものだ。第1回全日本フットサル選手権に出場し、第2回大会で優勝した府中水元クラブ、現立川・府中アスレティックの前身、は例外中の例外だ。府中はラグビーの街を謳っているが、実業団は三つあってもラグビー部のある高校は一つしかなく、全然普及していないのに変な話だが。もちろんフットサルの街とは言っていない。すみだも男子チームはある程度伝統がある。リーグを作るにあたり、属人的なクラブでは話にならないので、組織としてしっかりしたクラブを作り上げた。とは言え、女子はかなり怪しいものがある。
すみだは一目で技術があることが分かる。ただしスタイルが古い。5年前なら無条件で強いと思っただろうが、ポジション固定気味だ。その点神戸はポジションを入れ替え、チームとしてスペースを作り生かす術をもっている。つまり技術のすみだ、戦術の神戸という印象。チーム力はほぼ互角だろう。すみだはゴレイロ須藤が富山国際大附サッカー部出身だ。一目でいい選手と分かった。技術も身体能力も素晴らしい。昔は高校女子選手権の北信越代表は必ず高岡商だったが同好会レベルだった。そのうち福井工業大福井が力をつけ、全国ベスト4に行き、さらにサッカーの街・長岡を目指して追いかける帝京長岡も全国ベスト4に行った。そんな中富山はどうだろうと思っていた。ラオフェンでフットサルの全国大会には行くが、どうかと思っていた。かつての北信越女子リーグの2強は富山レディースと煢ェクイーンズだった。しかしたぶん強くなかった。では富山国際大附はどうか?一人の天才ならどこにでも現れることはある。だが後述するが二人いた。須藤もユース五輪銀メダルメンバーだ。つまりしっかり育成しているチームがほかにもあるということだ。日本の女子サッカーも裾野が広がってきた。また左アラの㉓玉川は技術と加速力溢れるドリブルがあり、調べるとA代表だった。J北隅はシュートセンスがある。S原川もシュートに持っていく形がある。
さてゲームは前半半ばに神戸が先制し、すぐ加点。すみだはメンタル弱いのかな?と思った。終了間際にも決まり前半0−3。ハーフタイムに立て直し、後半1点追撃したが、ポジション固定のフットサルの限界も感じた。綺麗に戦い綺麗に負けた。
06月19日(土)
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