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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校女子選手権決勝 作陽−藤枝順心
11分、藤枝順心、右クロスのこぼれをE齋藤シュート、外れる。17分、藤枝順心、M斉藤の左クロスをE齋藤落とし、I柳瀬ボレーは上に外れる。19分、作陽G井手段の左足左コーナーキックこぼれI江崎ミドルはカバー。作陽は繋ぐが2トップに入らない。25分、藤枝順心B堀の左クロスのこぼれをS浅田弾丸ミドルは左に外れる。直後にも藤枝順心J堀内の右足右コーナーキック、M斉藤が下がりながらニアでヘッド、作陽のブロックに遭い、バーを叩く。30分、藤枝順心C宮本からI柳瀬、C宮本へワンツー、右シュート、これは左に外れる。更にJ堀内の左コーナーは直接バーを叩き、こぼれをN井手ミドル、これもバーを叩く。33分、作陽D伊勢が不用意なロスト、事なきを得る。テクニックはあるが状況判断を間違えた。37分、作陽Q中野がバックライン裏へ左クロス、合わず。A本多はやはりドリブルが好きなようだ。藤枝順心I柳瀬はスルーパスが得意で、しかも「ジャスト」で合わせる「優しい」と「鋭い」を兼ね備えている。そしてオールドタイプのパスだけ出して満足というタイプでもない。前半は0−0で終了。

この時点で頭をよぎったのは藤枝順心は2回戦で観ているので、ハーフタイムで3バックに変えて猛攻を仕掛けるだろうということ。今大会無失点なので、多々良先生は忘れられがちだが、徹底的に相手を叩きのめす傾向にある。あくまで攻撃的なチームカラーだ。

ハーフタイム、藤枝順心E齋藤→H高尾真莉奈。左ウイングに入り、M斉藤がセンターフォワードへ。そして案の定3バックに変更。しかしチェックする前に46分(後半1分)、藤枝順心J堀内の左コーナー、ショートで繋いで左クロスをL窓岩ヘッド。0−1。これで作陽はすかさず、Q中野→P大西。3トップに変更。↓の通り。

作陽
大西−−−江崎−−−兼島 −−−−−−−−−−−−
−−−本多−−伊勢−−− −−−−−−−−−−−−
−−−−−岡本−−−−− −−−−−−−−−−−−
井手段−森−−梶原−井原 −−−−−−−−−−−−
−−−−−阿部−−−−− −−−−−−−−−−−−

藤枝順心のフォーメーション変更はスカウティングで知っていただろうから、秘策だろう。そしてA本多のカットインドリブルを最大限生かす形でもある。P大西とJ兼島はめいいっぱいサイドに開き引き付ける役だ。H岡本の捌きが活き、D伊勢も仕掛けられるようになる。しかし藤枝順心はI柳瀬がドリブルからミドル、右を襲い作陽ゴールキーパー@阿部がよく弾き、L窓岩詰めるも右サイドネット外側。52分、作陽バックラインに激しく襲い掛かり、M斉藤が奪い、流し込む。0−2。55分、藤枝順心のシュートを作陽が2回好ブロック、最後は右にわずかに外れる。63分、藤枝順心H高尾が左カットインループがファーサイドネットに突き刺さり0−3。これで勝負あった。64分作陽E井原→F梶山朋恵。66分、作陽A本多が左カットインシュートは2本ブロック。78分、作陽B梶原→N岩本有叶。85分、作陽P大西→K阪口心音。85分作陽G井手段ポストターンシュートは左ポストを叩く。88分、藤枝順心、M斉藤→R安藤麻耶。ロスタイム、A木許→F谷穂花。L窓岩→㉔山田歩美。B堀→㉗大野夏実。結局0−3で藤枝順心が勝ち、2連覇した。

なお観客数は発表では1862人。公式記録は1838人だった。この日のノエスタはバックスタンドのみ観戦で着席可能エリアが極端に狭く、2席に1席の席が詰め詰めだった。テレビ映りは分かるが、安全を考えて、もう少し着席可能エリアを広げてほしかった。

公式記録

帰りは新長田経由を選択した。鉄人28号像を観て、鈍行で帰る。がそれなりに混んでいた。これが今シーズンの生観戦最終戦?になる。正確にはフットサルはシーズン中だが、生観戦可能になるかどうか?

01月10日(日)
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