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サッカー観戦日記
by T.K.
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■関西リーグ最終節 ラランジャ−和歌山 他、経過
チェントクオーレが逆転で勝ち点を3に積み上げた形。こうなると前節までのアドバンテージが活きて一気に首位に。
この時点で
1位 チェントクオーレ 勝ち点13 得失点差5
2位 ラランジャ 勝ち点13 得失点差4
3位 おこしやす京都 勝ち点13 得失点差1
そしてクライマックス。アディショナルタイムの劇的展開だ。
●TIAMO枚方 90+1分 ラランジャ 90+4分
TIAMO枚方2−2おこしやす京都 ラランジャ4−2和歌山
TIAMO枚方はアディショナルタイムに追いつかなければ終わりだったが、劇的同点ゴール。この時点でチェントクオーレが2位だ。アディショナルタイムでの和歌山・久保のラフプレーでの1発退場から、ラランジャの猛攻を受け、PKになり、ラランジャ止め。これでラランジャはチェントクオーレと得失点差まで並ぶが総得点で上回り、2位に入る。
この結果
1位 TIAMO枚方 勝ち点13 得失点差8
2位 ラランジャ 勝ち点13 得失点差5 総得点14
3位 チェントクオーレ 勝ち点13 得失点差5 総得点11
となり、上位2位はいずれもアディショナルタイムでのゴールで地域チャンピオンズリーグに食い込むことに。ラランジャが大喜び。2位に入った歓びと思ったら、優勝と勘違いしての喜びだったらしい。JFL昇格をかけた地域チャンピオンズリーグの出場枠は9地域優勝チームプラス輪番枠といって、今年の場合、関東・関西・九州の順に与えられる。2位の場合、ほかにJFL昇格意志も問われるが、ラランジャには昇格意志があるので、地域チャンピオンズリーグ出場決定だ。
最終順位表
関西リーグ1部
順位 クラブ名 勝ち点 勝ち 分け 負け 得点 失点 得失点差
1位 TIAMO枚方 13 3 4 0 14 6 8
2位 AS.Laranja 13 4 1 2 14 9 5
3位 Cennto Cuore 13 4 1 2 11 6 5
4位 おこしやす京都 11 3 2 2 11 11 0
5位 関大FC2008 11 3 2 2 8 8 0
6位 アルテリーヴォ和歌山8 2 2 3 9 15 -6
7位 ポルベニル飛鳥 5 1 2 4 6 8 -2
8位 レイジェンド滋賀2 0 2 5 1 11 -10
となった。
とにかく消耗した。心臓に悪かった。繰り返し。関西学生リーグ最終節は12チーム6試合同時キックオフではない。プリンスリーグ関西最終節は10チーム5試合同時キックオフだが、この時期高校選手権府県大会が終わり、秋は忙しいこともあって、燃え尽きていてプリンスリーグ最終節は観られる状態ではないことが多い。そもそも年間18試合でここまでの混戦にはなりにくい。またスーパープリンスリーグは今季の後期だけのリーグはプレミアリーグ昇格も、逆に降格も何も懸かっていない。学校部活も多いし、しかもJユースもコンディション不良が多い。そういうわけでシーズンを通した真剣勝負感が少ない。だからこれだけ死線のリーグ戦となると、15年くらい前だったか、関西学生リーグ最終節第2試合で、片方は勝てば優勝だが、引き分けで優勝を逃し、もう一方は勝てばインカレだが引き分けでインカレを逃す、というシチュエーション以来だ。このスリルこそがリーグ戦最終節の醍醐味だ。
10月03日(土)
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