ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■J3 C大阪23−YS横浜

スターティングメンバー
GK 16 佐川亮介
DF 9 大泉和也77'
DF 3 宗近慧
DF 26 植村友哉46*'
DF 25 西山峻太66'
MF 4 土館賢人
MF 7 宮尾孝一
MF 6 佐藤祐太
MF 10 柳雄太郎46*'
FW 18 音泉翔眞82'
FW 11 宮本拓弥

控えメンバー
GK 31 谷俊勲
DF 17 吉野裕太郎
DF 22 尾身俊哉77'
MF 19 和田幹大46*'
MF 8 吉田明生46*'
FW 15 ピーダーセン世穏82'
FW 28 オニエオゴチュクウ66'

澤上については思うところがある。学生当時、関学大の呉屋と大体大の澤上は常に得点王を争っていた。毎年得点王で、4年時には関学大の全タイトル獲得に貢献したのが呉屋で、澤上は得点ランキング2位だった。当然将来が期待されたが、呉屋はG大阪、澤上はC大阪と大学生がすぐには出られない大きなクラブに入ってしまった。大学生の有力選手はよく言えば自信満々、悪く言えば己惚れているものである。自分の力ならG大阪やC大阪でもすぐに出られるものだと。しかしはたから見れば力不足は明らかで、実際澤上は未だにJ3、呉屋も大きく遠回りして移籍し、若く貴重な時間を失った。大卒選手には出られるチームに入ってほしいものではあるが、大学生にもなって自分を客観的に評価できない本人の責任でもある。出来れば代理人をつけて第3者から客観的な評価を受けてもらいたいが。
さてゲームは主審が松尾一さん。J3を捌くには余裕がありすぎる力量を持った主審である。しかし新型コロナウィルス禍で再開後審判員も不調だったこともあり、両クラブ主審を欺くプレーや抗議が多すぎる。勿論そんなものに引っかかる松尾氏ではないが、両クラブのこの態度は残念だった。さて、YS横浜は音泉がタッチは荒いもののスピードあふれる仕掛けを見せ、迫力がある。これに対しC大阪23も左サイドバック島村がスピード豊かに対応し、思い切った攻撃も仕掛ける。田平は高校時代は長身で左足ロングフィードもある上にスピードもあると思ったが、プロレベルでは「ちょっとスピードのある長身センターバック」という感じで、現時点でギリギリJ3で通用するが、高校時代の感覚で、飛び込んだら奪えるだろう、という感覚でプレーしていて危なっかしかった。まだプロに慣れていない。現時点でに西尾のほうが上かな?澤上はプレーを観ていて、これは到底トップでは使えないと思った。意地を張らずにJ2下位に移籍すればいいのに、と思ったが、若い時間を無駄にして、行けたかもしれないA代表への道は既に極めて厳しい。YS横浜I柳はプロの10番なのにタッチが荒く、何故10番?かと思った。J宮本は起点になれる。F宮尾は攻守の中心で、ミドルパスも出せて、C大阪23㊶松本といいところを見せた方が勝つと思った。松本は低く鋭いキックがあり、両足で蹴れて判断も早いが、守備力では宮尾のほうが上だと思った。ただ松本はし微力が足りない分を㉚喜田が補っている。㊷藤尾はユース時代はフィジカルもある選手だったが、J3レベルではまだまだで、サイドに逃げすぎる。技術はあるので収まるが、中が薄くなる。前半半ばに島村が負傷交代。テクニックに優るC大阪に対し、パワーとシンプルな繋ぎのYS横浜という構図。YS横浜がこのレベルに達したことには満足した。

0−0で迎えた後半、松尾主審の力量を見抜いてか、審判員を欺くプレーが減った。しかしYS横浜B宗近がいささか煩い。そしてベンチも。特に時計を気にしている。フットボールには有名な言葉がある。「審判員は判定に関して選手と議論するために存在しているのではない」いくら注文をつけても有利な方に利益誘導できるわけもないのに懲りない人たちだ。交代を織り交ぜ、YS横浜が確実な繋ぎとダーティーワーク、C大阪が技巧を尽くすが、全体としては互角なままゲームが進み、結局0−0のスコアレスドローで終わった。


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08月08日(土)
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