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サッカー観戦日記
by T.K.
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■大阪府1部リーグ 桃山学院−大阪学院 阪南大高B−清風
阪南大高Bはおそらく関西最強の高体連Bチームだろう。シンプルな高速パスを回し、激しいプレッシングを仕掛ける。パススピードが速く、大きな展開を混ぜる。サイドバックの上がりも早い。その中心が左センターバック5番で右利きだが両足ロングフィードが飛んでくる。9番は高く空中戦に圧勝。77番は動き出しが早く6番は引いて組み立てに加わり、徐々に清風がフォアチェックを断念する。阪南大高B5番は4月からはしれっとAチームにいそうな気もする。清風はサイドの運動量が多く、特に右に38番はよく走る。走力を買われたキャプテンかもしれないが、責任感が強すぎないか?スタミナが切れないか?心配になる。14分、清風、ゴールキックから繋ごうととして繋げず、阪南大高B18番につながり切れ込み左隅に決める。1−0。以降阪南大高Bはセンターバックからサイドハーフへ対角線上にパスが通りフォワードがなだれ込む攻めで攻勢に出る。清風はサイドの運動量が削られる。阪南大高Bは18番がフィニッシャーだが、清風もギリギリで耐える。前半は1−0で終了。
ハーフタイム、清風は大柄なフォワード15番を23番に替えて投入。
後半開始1分、またもサイドを突いて阪南大高B23番の右クロスに中に飛び込んだ12番が決めて2−0。清風は徐々に15番に預け40番が狙うようになる。空中戦では15番も勝てないが地上戦ではポストに入れる。このためインサイドの42番と5番のポジショニングも上がってくる。そして51分、清風15番のポストからターンをブロックされるが40番決めて2−1。69分には清風40番→34番。限界まで入った。清風フォワード陣は最初から行けるところまで行く策だったのだろう。34番はフリーキックも担当。しかし阪南大高Bは大きくボールを走らせ続け交代を織り交ぜ支配。カウンターから交代出場の11番がバーを叩き、右コーナーから5番ヘッドがバーを叩くなど、ペースを握り続ける。88分、右コーナーから5番ヘッドが決まるがファウルでゴール取り消し。しかしロスタイム、7番の左コーナーキックを中で9番叩きつけて3−1で勝利する。
清風について。よく走った。現時点ではやることは整理されていないが、走れば必ずいい勝負には持ち込める。あとセットプレーの攻守が固まっていないと思った。阪南大高Bはオートマティズムが完成していてボールがよく走った。やはり強い。
01月18日(土)
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