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サッカー観戦日記
by T.K.
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■関西学生リーグ 第12節 阪南大−桃山大 関学大−大経大
7分、阪南大、左コーナーキックD長谷川の右足。普通180cmあるセンターバックは蹴らないが精度ゆえだろう。桃山大はゾーンで守り跳ね返す。12分、桃山大㊱山口が落としF佐藤の左クロスにH毎熊突っ込むが届かず。この競り合いで阪南大㊱中里出血も無事だった。阪南大は右コーナーキックをE吹ヶが担当するが鋭いボールが入らず、左ほど怖くない。徳島入りが内定した吹ヶだが、中学2年生で観たインパクトほどではなく、大学で伸び悩んだ印象。22分、阪南大カウンター㉙八田から右裏に出し㊵大西シュートはナイスセーブ。51瀧浪。彼は高校時代からいいキーパーだと思っていたが、180cmの身長がネックだと思っていた。しかしこのゲーム、八面六臂の大活躍を見せることになる。23分、桃山大D今吉サイドチェンジ、㊱山口が受け1対1を仕掛けH毎熊が突っ込むが合わず。この「わずかに合わない」が怖い。阪南大は猛烈なプレッシングをかわされた時、桃山大フォワード陣は中で待ってはいないのできっちりマークを受け渡して潰しに行かなければならないが、D今吉にスーパープレーを許してはそうもいかない。つまり今吉を何とかしたい。24分、阪南大㉙八田がヒールで落としA真瀬がはたき再び㉙八田へ、クロスはGK@瀧浪が弾く。真瀬はたぶんプロに行く選手だし、サイドバックとして必要なものは一通り備えている。26分、阪南大、左コーナーキック、再びキーパー51瀧浪パンチ。やはりD長谷川はコーナーキックを任されるだけはある。鋭く曲がるボール。28分、桃山大H毎熊が仕掛け、ペナ左でファウルゲット。㊱山口とI若山が構わる。そして若山のキックにH毎熊マークを外しヘッドは上に外れる。なお阪南大はいつも通りコーナーやサイドのセットプレーをゾーンで守る。32分、㉖松原からペナ左の㊼谷口にパスが通り、右隅に決める。1−0。そしてこの後も双方激しく攻めあったのだが、試合内容が濃すぎて前半に想定していた観戦ノートのスペースが埋まってしまい、これ以上記せない.とにかく前半は1−0で終了。

シュート数6(2)対2(0)、コーナーキック数6対1、GK数1対3、オフサイド数1対1、クロス数8対2、ファウル数3対5、フリーキック数0対2。数字上も内容的にも阪南大が押し気味だが数字ほどではない。そして前半凄かったのは、何と言っても桃山大ゴールキーパー51瀧浪。桃山大は彼がいたから耐えられた。特にクロスへの対応が良かった。ノーミス。100点満点の出来だった。

後半開始。阪南大はD長谷川はそのキックでロングフィードがあるのだが、彼をケアしたら㊱中里が大きく振ってくる。前半はクレバーだけど地味だなあという印象だったが、得てしてスケールの小さな選手で終わりがちなタイプに納まっておくつもりはないらしい。本当に頭がいいんだな、と思った。57分、桃山大D今吉へのバックパスを読んだ阪南大㊵大西から㉙八田へ、㊼谷口とつなぎシュートは51瀧浪スーパーセーブ。直後にも桃山大㉒早川のフィードを㊵大西カット、㉖松原から㊼谷口シュート、これも51瀧浪スーパーセーブ。桃山大は耐えるのみ。69分、阪南大㊴大木→L森山。本文中に名前が出なかった通り、フィニッシュには絡めなかった。桃山大J印藤→㊳片山。こちらも同じ。運動量があるから引っ張っていたが、「違い」を出せる選手を入れたい時間帯だ。69分、桃山大、右で片山がダイレクトパス、㊱山口が右裏を取り切れ込みH毎熊が蹴り込む。1−1。更に73分、㊱山口から㊳片山が右裏を取ったところを倒されPK。阪南大E吹ヶに警告。このPKをH毎熊が決める。右上。阪南大もD長谷川から一気に裏を取ったA真瀬が右クロスもL森山のシュートは上に外れる。超決定機。81分、阪南大㊼谷口→H永野。北九州ユースはまだ無名だが、須佐監督が呼び、阪南大で9番をつけるなら力はあるのだろう。サイドでスピードを見せる。しかし81分、桃山大I若山の右クロスにH毎熊が決めてハットトリック。桃山大㊱山口→㊻井塚。88分、桃山大I若山→㊵林。ロスタイム、桃山大F佐藤が抜け出し決めて1−4。試合終了。


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09月14日(土)
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