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サッカー観戦日記
by Ｔ．Ｋ．
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■プリンスリーグ北信越 丸岡−北越
２８分、丸岡D飯田が右に出しF中村がダイレクトパスで右前方へ、I田海が裏に抜け、右強烈シュート。２−０。３６分、丸岡F中村が鮮やかな切り返しからクロスは届かず。中村は右サイドでのプレーが光るがインサイドでも判断が早いのでプレーできる好選手。北越も右ハーフのL五十嵐の左足とキープがいいので、双方右サイドが攻撃的で左は守備的となる。４０分には北越H庄内が強烈なミドルも正面。更にD藤吉のサイドチェンジにJ田中左で１対１を丸岡止まる。前半２−０で終了だが互角に見えた。双方美学があり、しかも勝ちにもしっかりこだわるスタイル。
後半開始。基本的に北越が細かく正確なスタイルを目指しているのに対し、丸岡はロングボールを織り交ぜ、しかも単に蹴るのではなく、タイミングよく飛び出している。４６分、いきなりI田海が飛び出し、北越はコーナーキックに逃げるがM小谷の正確な左足が襲う４８分、M小谷がカット、H柳谷が上がり、I田海シュート。４９分、N安部→G川中浩夢。安部は飛び出しが少なくなった。負担が大きなポジション。逆に北越J田中のスペースを使う意識が冴えてくる。３８分、丸岡J明間→E斎藤匠。怪我。右サイドバック。A遠藤が一つポジションを上げる。F中村がＦＷに。中村は使い勝手のいい選手だ。丸岡はペースが落ちて苦しいが、ベンチは「苦しいのは一緒」と鼓舞する。６４分、北越L五十嵐→O塚田翔也。６８分、丸岡I田海、ラインを見ながらうまく斜めに走ってオフサイドをかいくぐったかに見えたが判定はオフサイド。しかし７０分、今度はタテに走って完全にオフサイドと思ったらオンサイドで１対１を沈め田海はハットトリック。３−０。合わせ技一本というか、さっきオフサイドを取った分、今回は取らなかった印象。しかし点は入っても特に丸岡ペースではないという私の見立ては正しかったらしく、北越の猛攻が始まる。７８分、I大井→Q若月皇。８０分、北越、相手ミスパスを奪いH庄内が突っ込みひっかけられＰＫ。ちなみに警告はなし。これをH庄内自ら決めて３−１。８５分には北越H庄内のスルーパスにM安藤突っ込み、折り返しを丸岡オウンゴール。３−２。あとは丸岡は耐えるのみ。８７分、B藤本→R西陸。ＦＷに入れE斉藤をセンターバックに回すなど前から追って蹴らせない積極采配で耐えきり、丸岡が３−２で勝利。首位を守った。
レベルの高いゲームだった。技術も戦術も個性もある。暑かったので飛び出し続けられなかったが、涼しくなれば威力を増すタイプの両チームだけに、冬が相当期待できそうだ。
公式記録
08月31日(土)
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