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サッカー観戦日記
by T.K.
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■プリンスリーグ中国 岡山−作陽 就実ー瀬戸内(30分まで)
さて6分、岡山J山田がハーフスペースで受け右クロス、大外でI中田がインサイドで合わせるだけ。1−0。作陽は流れをつかむためバックラインで回す時間を作るが一向にスイッチが入らない。ロングボールは跳ね返される。そして今岡山P渡邉のセットプレーなどで脅かされる。作陽はゾーンで守るのだが、岡山はゾーン対策もしており、徐々に守り方を変える。作陽ベンチは怒鳴りっぱなしで奇声めいた変な声もあり、野村先生の時代とは違ってオーバーコーチングだ。しかしアウトサイド勝負に出て、25分、得た左フリーキック、B岸本の左足に大外でK伊藤がフリーでヘッド。1−1に。戦力で劣っても弱点を上手く隠し長所を打ち出す強豪校のサッカーだ。さらにN清水が決定的なシュートを放つなどサイド攻撃を意識する一方でボランチが下がり、インサイド勝負を断念。割り切る。岡山は決定機やいい位置でのフリーキックを決められず、前半は1−1で終了。
後半、作陽はG川上が明確にバックライン中央に下がり3−5−2に。作陽の3−5−2は初見だ。それくらい苦しいのか。前半シュート8本喰らい、しかも多くが決定的だったから。↓
−−−卯野−−横尾−−−
−−−−−清水−−−−−
岸本−矢木−−伊藤−柳川
−中瀬古−川上−中野−−
−−−−−沖本−−−−−
作陽は何とか耐え、ゲームを膠着させる。これに対し、岡山は65分、J山田→R菅原脩人。明らかに突破役。H太田がキャプテンマークを巻く。そして73分、作陽E中瀬古に対し岡山が一気に襲い掛かりH太田が奪いR菅原が左隅に蹴り込む。2−1。さらにH太田→㉘高岩流星。1年生だが小さなスペースで受けるセンスがある。ここまでなら個人の技術戦術能力の高い岡山の選手といったところだが中で張る体幹の強さもある。作陽は再びフォーメーションをいじったり、警告覚悟のファウルなどで流れをつかみにかかるが、岡山は落ちついて時計を進め2−1で勝利した。
岡山は強かった。作陽も高体連では十分全国制覇可能な戦力に見えるが、その上を行った。組織が固まれば岡山はどこまで伸びるのか。プロのアカデミーとして恥ずかしくないし、個人能力の高さを見せつけた。
プリンスリーグ中国
就実高校−瀬戸内高校
6月29日 13時30分 就実高校祇園グラウンド 人工芝 晴
就実 瀬戸内
−−−東谷A−−−−−− 酒井A−−ハー−−−山下
−−−−−−−野口−−− −−−田辺−−中川−−−
矢吹−大賀−−松井−青木 −−−−−竹森A−−−−
小西A木原−−山口−井口 −篤−石橋A−森本A松崎
−−−−−牧野−−−−− −−−−−井上−−−−−
就実 監督:須田二三明
GK 1 牧野匠悟 3年 176/68 ハジャス
DF 6 井口詩音 3年 174/65 フォルテ新宮
2 山口永遠 3年 181/70 ヒーロー備前
12 木原健志 3年 176/70 連島南中
21 小西遼 2年 167/55 ヴィパルテ
MF 7 青木慧大 3年 174/68 鷲羽FC
9 松井愛篤 3年 168/57 アヴァンサール
13 大賀琉輝 3年 173/61 ハジャス
22 矢吹眞之介 3年 170/57 福山ローザス・セレソン
FW 11 野口悠吾 3年 167/63 Jフィールド岡山
3 東谷光汰 2年 183/72 鷲羽FC
瀬戸内 監督:田中健二郎
GK 1 井上大地 3年 175/65 シーガル広島JY
DF 2 松崎聖人 3年 174/65 サンフレッチェ広島JY
20 森本凛 2年 170/65 サンフレッチェびんご
6 石橋颯 2年 177/70 高川学園中
5 篤快青 3年 175/67 シーガル広島JY
MF 30 竹森康太 2年 174/63 サンフレッチェ広島JY
10 中川歩夢 3年 172/68 川内FC
7 田辺利樹 3年 174/62 シーガル広島JY
FW 11 山下晴生 3年 165/58 東京ベイ
9 ハードデリアス 3年 175/65 廿日市FC
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06月29日(土)
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