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サッカー観戦日記
by T.K.
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■東海学生リーグ 岐協大−学泉大
FW 14 赤澤一輝 98/06/23 164/54 3年 東京都市大学塩尻
15 母倉裕樹 98/07/07 181/75 3年 高松南
GK 12 近藤涼 99/02/25 181/70 3年 浜松東
DF 2 幸田恭輔 98/03/26 170/62 4年 磐田東
MF 9 平野琢真 97/04/17 179/65 4年 岡崎城西
18 五十嵐海洸 98/07/13 172/72 3年 FC琉球U−18
FW 17 河合一樹 98/04/02 177/68 3年 磐田東
岐阜協立大の部長は外国人。ボーグ・ポール氏。ただし写真を見る限り普通に大学で教えている人でヨーロッパのノウハウを導入とかは知らない。愛知学泉大はベンチに5人しか入れてないし、部員不足を思わせるが3年生以上しか入れてないし、出身チームの豪華さから言っても推薦制度は充実しているだろうし、部員不足はない。
岐阜協立大が岐阜ユースから大量に入っていることは知らなかった。Jアカデミーの進化の過程は大抵決まっていて、@ジュニアユースがあっという間に県ナンバー1チームになる。Aその卒業生が地元の強豪高校に引き抜かれる。Bユースに残った選手で技術・戦術に特化した育成主体のサッカーをしつつ徐々にチーム力をつける。C地元強豪高校と同等レベル以上の力をつけ走力やパワーといったトータルで力のあるチームになる。D地元大学に人材を送り出す一方、今度はユースに上がれなかった選手が地元高校に進み強化に貢献する。Eプロのトップチームに人材を送り出すようになる。といったところ。たとえば岡山ユースならDの段階までは来ている。岡山ネクストには大量に人材を送り込んだが、プロのトップチームに送り込む段階までには来ていない。で、私の見た岐阜ユースはCの段階にまでは来ているが、まさか東海学生リーグ開幕5連勝の岐阜協立大に人材を送り込む段階にまで来ているとは知らなかった。
さて強い風が吹き、山の上にはもやがかかり、ピッチも雨の影響があり、おまけにピッチ内には雑草も見えるコンディション。岐阜協立大は上手いが、ピッチ状態でパスがずれ、上手く繋げずカウンターを浴びる。対する愛知学泉大は有力チームから人材を集めている割に力はプレミアリーグのチームよりはっきり落ちる。事情は分からないが、中身の濃い練習できているのだろうか?岐阜協立大はP田中を軸に両サイドのH和田、S若原が飛び出すスタイル。㊴岡田も力強い。センターバックも堅い。E山村、70松崎はカウンターを良く封じ、あとは中盤のパスミスさえなければ前半で勝負はついていたが、スコアレス。点が入ればあっという間に勝負が決まるだけの差があった。中盤でパスミスが出るからボランチが弱そうに伝わるかもしれないが、私には単にピッチ状態が悪いだけでボランチも弱いとは思わなかった。
後半7分、岐阜協立大、右から繋ぎHのラストパスをS若原左シュートが決まり1−0.14分にはH和田のシュートが決まり2−0。更に愛知学泉大I花橋が退場し、完全に岐阜協立大ペースに。H和田が右を破りクロスにS若原がファーで合わせ3−0。両サイドの強さがまともに出た。そして風雨が強くなりスタンド観戦が困難で屋根のあるゴール裏に移動。しかも完全に雨を防ぐ構造ではなかったのでノートも取らず、87分以降双方1点ずつ取り4−1で終了した。
岐阜協立大については関西学生リーグ1部でも通用する。通用するだけならば。ただし連勝していてもこんなものか、とか全国制覇は無理だ、とも思った。たぶん東海学生リーグのうち4校くらいは関西学生リーグ1部でも通用するのだろう。
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05月01日(水)
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