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サッカー観戦日記
by T.K.
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■プレミアリーグ開幕節 G大阪−大津(4月6日)
所用で遅刻。荒れたピッチに手こずる繋ぐスタイルのG大阪に対し、大津は中盤はシンプルにして快速のH半代を走らせ、ペースを握る。起点にもなれるし身体が出来ればプロも狙えるんじゃないかなあ?中盤もシンプルに繋ぎだけの技術はあるから裏に出すタメを作れる。特に㉛森田は素晴らしい。プログラムに記載はないが逸材じゃなかろうか。大津は右の攻撃が素晴らしいが森田のパスセンスによる。一方G大阪は攻撃的だがDF陣がややスピード不足で走り負ける。D煖エは技術的に素晴らしく高さもあるが、それでもプロレベルはもちろんプレミアレベルでも179cmでは苦しい。G大阪はJ3チームがあるから昇格もありうるかもしれないが、いったん遠回りして高さの不足を補う術を身につけたほうがいいんじゃないかな?ボールを裏に走らせないG大阪にとってJ塚元の快速を活かさないのはもったいない。たぶん昇格する選手だと思っている。左足の精度もトップスピードでのボールコントロールも素晴らしい。H唐山はムービング系ポストプレーヤーだが、如何せん足元のトラップが乱れる。ピッチさえ良ければ……。F伊勢の左足やG川浮フトリッキーなプレーも光る。E長尾はガツガツ潰す力は見事だが危険なスペースを察知できていない。彼もプロ候補だろうが少なくとも大津相手には苦戦。
さて後半、56分、大津左シュートがDFに当たり浮いたボールを後方から走り込んだ㉛森田がノートラップランニングボレーシュート。0−1。これが大津の後半唯一のシュートだった。そして後半ロスタイム、G川浮フ左コーナーキックをD煖エ競ってQ大谷が蹴り込み1−1で引き分けとなった。
このゲーム、ピッチが悪かったがそれにしてもかつてはテクニカルで選手を育てるが勝負弱い大津がこの悪コンディションに適応し勝つために割り切ったスタイルをしていた。理想も大事だがピッチに適応する術を身につけた大津はホントに強くなったんだな、と。未だ全国制覇はないが、十分射程圏に入ったのではないか?逆にガンバ大阪は理想にこだわり過ぎた。負けたらピッチのせいか?審判のせいか?そのあたりを考えてピッチに合わせたサッカーをしてほしかった。警告も多かったし攻撃でも塚元を活かせなかった。
公式記録
04月08日(月)
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