ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■奈良県1部リーグ開幕節 奈良育英−法国 五條−奈良 一条−畝傍 香芝−橿原 大和広陵−生駒
五條は相変わらずドリブルの優れたチーム。潰せて捌ける57番と中から突破できるドリブラー38番のインサイドが強力で、右の17番、左の55番も優れたドリブラー。10番はループパスなど変化をつけ、50番がしぶとくゴールを狙う。ドリブルだけなら野洲と同等以上だろう。ただし相手を引き付けてのギリギリのパスでは野洲が上回る。対する奈良はエース4番に預け、突破力に託す。対人守備が甘いのでガツガツ行ってファウル覚悟で止めるしかないと思うのだが。20分、五條、50の右シュートが決まり1−0。27分、奈良のゴールキックを左サイドで55番カット、得意のドリブルでペナ内に切れ込みこぼれを50番蹴り込む。2−0。とにかく奈良としては基本に立ち戻り守備の距離感を狭め、一人抜かれてもカバーが間に合うようにするしかない。前半は2−0で終了。

後半4分、奈良4番が左から仕掛けて6番潰れ回り込んだ4番蹴り込む。2−1。後半22分、五條55番の左ミドルが右隅に決まる。3−1。27分、右コーナーからの流れ、奈良46番の左クロスを4番が決める。3−2。31分、五條50番ポストに入りターン、裏に出し10番決める。4−2。後半43分、PKを10番が右上隅に決める。5−2。後半45分カウンター38番が運び、右フリー10番が決める。6−2。

結局五條の底力が上回った。守備は甘いが、それは承知のうえで攻撃サッカーを貫いている。今年こそリーグ戦でも総体・選手権でも優勝候補だろう。この日観た中では一条と並んで、あるいはそれ以上に出来が良かった。


奈良県1部リーグ
一条高校−畝傍高校
3月16日 13時 奈良県フットボールセンター 人工芝 小雨


一条           畝傍
−−−十一−−十番−−− −−−十番−−九番−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
二番−八番−−七番−九番 十一−八番−−三番−七番
二二−四番−−三番−五番 二番−六番−−四番−十六
−−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−


畝傍の谷口祐樹先生(監督)はおそらく元カマタマーレ讃岐所属の元Jリーガーだろう。

立ち上がりから一条は両センターバックとキーパーの3人で後方で大きく回しゲームを作る。一条の4番は決まって左センターバックで左足ロングフィードがある。たぶん右利きだが、一条における守備のエースナンバーか?畝傍は2トップが強力で9番がチャンスメーカー的、10番が点取り屋っぽい。ただ一条が後方で回すので追った方がいいのか、リトリートすべきか迷い、結果として追わされ消耗しているように見える。ただはっきりしているのは畝傍は強いということ。守備も対人守備はなかなか良い。一条の動き出し、スペースで受ける動きがよく、後方からいいパスが出るので加速されてしまうが、中を固めて止めている。12分、一条、左フリーキックに競ったこぼれを5番蹴り込む。1−0.5番は身体の強くタフなサイドバック。しかし畝傍も動じず、41分に10番の左シュートで1−1に追いつく。一条は激しいフォアチェックのドリブラー10番がラフプレーで警告を受け、交代させられる。エースだと思うのだが。43分、一条、左70度25mFKを8番が左上に叩き込み2−1。ロスタイム、一条のミドルをセーブも交代出場の17番蹴り込む。3−1。前半終了。


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03月16日(土)
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