ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■プレミア開幕節 京都−東福岡(4月8日分)
立ち上がり京都が回し、東福岡も引かずにコンパクトさを保ち、しかも蹴らない。H大森が東福岡のセンターフォワードとして問題ないレベルの屈強な肉体を誇るが、京都のセンターバックF江川とD井上があまりに強すぎて勝てない。しかし巧みにサイドに流れ起点を作ろうと腐心する。京都F江川はトップ昇格、あるいはほかのクラブでのデビューもあり得る逸材だろう。寄せ方が抜群に上手くつなぎも確実でフィードもある。6分、京都、I福岡のフリーキックをD井上が落としH服部がスライディングボレー。1−0。ちなみに公式記録では落としたのは15番ということになっているが、そんな選手出ていない。8分、東福岡、B中西からP吉岡が左を抜けて角度のない鋭いシュートを決める。1−1。東福岡B中西が中に絞り外に開くP吉岡と角度をつけている。そしてサイドハーフがサイド攻撃の主役の東福岡にあって、サイドバックがインナーラップを見せて攻撃を厚くしている。特に右サイドバックのA中西がいい。京都はI福岡を中心に圧倒的な支配力を見せ、東福岡を押し込み、M上月のテクニック溢れる突破力、㉕中野の左足での鋭いサイドチェンジ、ストライカータイプのH服部の動き出しなど、武器の多さを見せる。こういう書き方は不用意かもしれ二が、F江川、I福岡、M上月、H服部については今秋の進路発表が楽しみだ。ほかにも大学で活躍が期待できる選手、再来年以降の昇格が楽しみな選手が多い。E杉田は地味だがセットプレーを任される右足キックがある。20分、東福岡H大森が京都F江川に1対1を仕掛けシュート、左上に外れる。決定機。大森は抜けないまでも仕掛ける積極的な姿勢が光る。24分、東福岡P吉岡の左クロス、I篠田が素晴らしい飛び込みでシュートはブロック。決定機。京都のポゼッションの前に東福岡は中盤がバックラインにほぼ吸収されるが、押上げは維持して、しかもセンターバック陣K井普AN丸山は高さだけでなくパスへの反応も鋭い。東福岡はオールマイティーな育成の出来る数少ない高体連チームだが、センターバックも堅い。特に東福岡において2年生で15番をつけるセンターバックは期待の現れである。35分、京都M上月、遅延行為で警告。39分、京都㉕中野の突破からJ山田ボレーは当たり損ね。山田はドリブラーだが、不調か、東福岡はスペースを与えない為かドリブルが全くない。また足元ばかりでスペースで受けられていない。40分、京都I福岡スルーパス、東福岡K井普A素晴らしいカット。41分、京都I福岡のスルーパス、H服部に届かず。45分、京都F江川持ち上がりスルーパス、カット。前半は1−1で終了。


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04月09日(月)
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