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サッカー観戦日記
by T.K.
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■関西学生リーグ第2節 立命大−びわこ大
立ち上がり数分を除き、びわこ大のプレッシングが緩い。いい時のプレッシングからのショートカウンターなら阪南大に引けを取らないチームなのだが、入り方が慎重なのか、立命大のパスを許している。7分、㉒塩田タメてから㊷藤井がスピードで左を破りクロスにファーで㉞延が左足ボレー、当たり損ねも左隅に転がる。1−0。10分には立命大G蒲生が右寄りから一気にサイドチェンジ、㊷藤井が1対1をスピードでぶっちぎりペナに持ち込み左シュート、決まって2−0。2点とも藤井の圧倒的スピードが活きた。岐阜の長良高校はあまり有名ではないが、岐阜県リーグ得点王だったらしい。まだ1年生だが強烈な新星だ。以降も立命大の猛攻が続く。15分、㉘鈴木がシュート、左隅はGKナイスセーブ。34分、立命大㉘鈴木カットイン左シュートはバー。決定機。35分、びわこ大、左パスにQ井上シュートは左ポスト。決定機。38分、びわこ大、H堂安が中央左寄りから右斜めにスルーパス、GK白坂出ようとして躊躇、I青山に渡りシュート、触るがゴールイン。2−1。正直なところ白坂の判断ミスでしょう。DFがついていなかったのだから自ら出てシュートコースを潰さないと。40分、びわこ大I青山の右クロスに、白坂またも出るのを躊躇、H堂安へ、流れる。白坂は自信を失ったのか、声は出ているけど迷いが出てきた。GKからチームが崩れることはよくあるので何とか立て直してほしい。スルーパスにF谷後右シュート、外れる。結局前半は2−1で終了。
前半シュート数6(3)対5(2)、CK数1対1、GK数5対1、オフサイド数1対0、クロス数2対4、ファウル数1対7、びわこ大のプレシングだが、FWの運動は少なく、美ランチのルーキーコンビF谷後とN堂鼻は高校時代はボランチ適性だとみていたがともにセンターバックで起用されていたせいか下がる意識が高く、前から潰しに行かず、前にスペースを空けてしまっていた。そしてびわこ大は㉓柳田が立命大㊷藤井に歯が立たず、かと言ってボランチが自由に持てるからパス供給源も断てず、どうにも苦しい状況が続いていた。
後半開始、いきなりびわこ大N堂鼻が強引に潰し右のI青山がクロス、中でヘッドは山なり。49分、左CK、H堂安の右足は合わず。52分、びわこ大H堂安が右パスを受けて突っ込み決める。2−2。61分、立命大㉗木藤→J竹本雄飛。夕陽の中雄飛登場。62分、びわこ大I青山から上がってきた㉓柳田のクロス、H堂安ヘッド。2−3。69分、立命大㊷藤井→㉝田中。藤井はスタミナ切れで爆発的スピードが衰えていた。一度カットインがあったがタッチも乱れていたし。田中も昨年京都でトップ昇格の可能性ありと見ていた選手なので1年生でもAチーム入りは予想通りだ。そのまま左。76分、びわこ大P熊田カットし左のQ井上へ、グラウンダー左クロスをニアで潰れI青山がファー寄りで蹴り込む。2−4。立正大淞南では背番号17はエース番号であり、熊田も期待されているはずで、ここまでガムシャラなプレーだったが、ここで身を結んだ。81分、立命大㊸西林→㊲東野。右CBに入りA小松が右サイドバックに。意図は良く分からなかった。西林はあまり上がらなかったが、クロスなどプレーのねらい目にセンスがあり効いていたと思う。そして小松は長身選手でステップが怪しいながらも身体能力の高さで封じるタイプだが、右サイドバックとしての突進力はない。前線に入れてパワープレーを予想したのだが。85分、びわこ大H堂安→A横山。86分、びわこ大F谷後→K荒木。あからさまな時間稼ぎ。87分、びわこ大P熊田ミドルが右隅を襲うがキャッチ。直後にもL加藤ミドル、ワンタッチでFKへ。これは逸機。結局2ー4でびわこ大が勝利した。
後半シュート数2対5、CKなし。GK1対1、オフサイド数3対7、クロス数2対3、ファウル数2対3、FK数1対1。
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04月19日(水)
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