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Ship Building
by コーヒー
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■色眼鏡
最初、お友達から話を聞いたときは、彼女の親御さんはなんと理不尽なことを言う人なんだろうと感じた。
だけど、よくよく話を聞いたり会話のログを見てみると、親御さんの言っていたことは至極まともなことだとわかる。
嫌がらせとか好き嫌いとかそういうので「別れなさい」と言われているわけではないのだが。
たぶん、お友達にはまだそれがわかっていないだろう。
面会謝絶のショックが大きいいま、お友達が落ち着くまで時間が必要だと思う。
ちょっと時間を置いて落ち着いたら、話をしてみるつもり。
いまお友達には待つことしかできないから、その間に少しでも、なぜこういうことになってるのかを理解してもらえたらなと思う。

ただ、お友達には悪いところがある。
相手のことをナメてかかってるところ。
彼のことについてコーヒーがぶつぶつ言ってると、時折「あいつダメだなぁ、俺ならそんなことしないのに」っぽく言うときがあった。
01/04に相談があった際のコーヒー&彼のアドバイスも、お友達は話半分にしか聞いていなかった。
お友達は先入観で彼のことを自分より下に見てて、彼のアドバイスを聞く気があんまりなかったんじゃないだろうか。
確かに、彼はお調子者だったりイマイチなところも多い人なんだけれども、彼は常識のない子には厳しい。
コーヒーが悪いことをすると、すごく叱る。頭の悪いコーヒーが叱られた理由をちゃんと理解できるまで、延々と説教を続ける。
相手のためを思い厳しく接することは必要であり、それもまたやさしさのひとつだということを、彼はちゃんと知っているからコーヒーを叱るのだ。
それに対してお友達は、考え方もなにもかもが甘すぎ。
彼女のママンから、もっと彼女に厳しく接するように言われていたけれど、コーヒーは前々からお友達に「彼女に甘すぎる」と言ってきた。
いつも「甘えられるとダメなんだよねぇ」で終わり、改善の傾向は見られなかった。
お友達がせめて彼くらい常識的で現実を冷静に見据えた考え方をしていたら、多分今回の件は面会謝絶連絡一切お断りなんて状態にならなかったと思う。

だからコーヒーは、彼女が頑張って受験に取り組んでいる間、同様にお友達も成長しないとダメだと思う。
それは彼女のママンも同じことを思ってるみたいだった。
「お友達も彼女もこの1年で大きく成長していれば、それはそれですばらしいことだ」って、メッセンジャーのログにもあったから。
お友達はメッセンジャーで、ママンからたくさんのアドバイスをもらっていた。
お友達は口ではわかったと言っているけれど、実際には理解できていないどころか聞いてもいないとコーヒーは思うのだ。
お友達は彼女のママンのことも色眼鏡で見ているままだろうから。
でなければ、何度も失礼なマネを重ねたりはしない。

いまなら、お友達は彼のアドバイスを聞いてくれるだろうか。
コーヒーも彼もアヤシイと思っている。
お友達のこの「色眼鏡」は、相当頑張らないと外れないだろう。
01月17日(火)
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