ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■自ら消せる内にでしょうか
自身の、
其の先を見据え。

幾つかの欠片を、
集め、
捨て、
拾い、
並べて行く作業は。


自身の、
想いの在処を重ね逢わせる作業に、
等しいから。




其の欠片には。

幾重にも、
想いが宿って居るのだけれど。









其処から。

僅かでも想いの香る欠片を、
取り除く作業が。


先を見据えた振る舞いと、
言えるだろうか。



















少しも並び始めぬ其の、
欠片を前に。

途方に暮れた。
























あの子の綴る文字は。


 「自分を見つめる時間の中に。」
 「私のことを入れないでね。」
 「もう好転は難しいって言われた。」


少しずつ、
終着に舵を切り始める。















きっと。

香らぬ欠片など無い事を、
知って居るから。












 「葬式不要。」
 「火葬後遺骨引取拒否。」
 「産廃なり〜。」




其処迄、
徹底して。

あの子は、
自身を消そうとするんだろう。





自らが、
決められる内に。





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References
 May.28 2016, 「終着地を見据えられますか」
 Apr.28 2016, 「足らぬ覚悟を問われて居るのでしょうか」






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07月13日(水)
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