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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■重い指先でしょうか
一文字、
一文字、
宿す想いの深さを。
数値化する事は、
難しいから。
其処に在ろう想いを、
推し量り。
自身の糧に、
変えて行くのだけれど。
一文字、
一文字、
其処に想いを宿さねば。
文字を創る事すら、
難しいのなら。
其の、
重みの豊かさは。
自ずと、
数えられると言うのだろうか。
唯、
相手を想うだけの、
一心の想いが。
迸り続ける。
自身の辛さを生け贄に。
一回。
又、
一回。
押す其の数を数え、
贈る想い。
「がんばるからむかえにきて」
「かんじをまちがえてたらいけないからひらがなでごめんね」
「ちゃんとみえない」
「でもげんきだよ」
見えぬ画面を脳裏に浮かべ。
想い通りに動いてはくれぬ指先で、
綴り続ける其の想いに。
応えられる程の、
強い想いは。
幾ら探しても、
見付からないよね。
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References
Apr.25 2016, 「敵う言の葉が在るのでしょうか」
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04月27日(水)
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