ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■解いた鎖も願いでしょうか
希う想いに、
更に願を掛ける事で。

時に、
より強く想う願いを、
希うから。



捧げた想いは。

日の目を見ぬ儘、
朽果てる事すら在るのだけれど。










封じた筈の、
其の想い自体の強さを。

秤に掛け。


贄の鎖を、
緩めて了う事が。





きっと。

優しさで、
甘さで、
想いで。


そして。

覚悟なのだろう。























 「独り占め出来る様に成る迄。」
 「小坊主ちゃんを名前では呼ばないの。」


捧げた、
呪符の言の葉を。









死を選ばせた、
俺への感謝に重ねて。








 「小坊主愛してる。」
 「許可してくれたこと後悔はしないでね。」


あの子は、
破り捨てた。





















最後だからと。

呼んでくれたんだろうな。





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References
 Jan.03 2014, 「愛は死に至らしめる事でしょうか」
 Sep.18 2014, 「彼とは違う何かでしょうか」






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01月04日(月)
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