ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■独り捕らわれれば十分でしょうか
深く、
深く、
澱んだ闇の底に巣喰う時。

総てを、
遮断して了うのは。




他者を、
許容出来ぬ域迄。

自身の狭量が、
沈み在るからだろうか。


其れとも。


其の闇に、
染めて終わぬ様にと。

必死の、
護る想いなのだろうか。









添う事と、
受容と、
其の境界を頑守出来れば。


恐らくは。

然程、
惑わせる事など無いのに。



時に、
曖昧に揺れ来た経験が。

あの子に、
負荷を強いたのだろう。





















あの子は。


 「私のオーラ。」
 「私が分かるくらい真っ黒。」
 「小坊主が遠距離で良かったかも。」
 「この子も寝てて良かったかも。」


自身の傍で、
想う相手を焼いて終わずに済む事を、
安堵し。






もう一人が。


 「私と別れる事を許可します。」


其の安堵を崩そうと、
躍動する。






















例え、
仮初めでも。

母が、
親が、
心から子を祝えぬ理不尽に。


言の葉を失いながら。



 「来なくて良い時期が来たって感じ。」

 「そっか。」


殆ど中身の無い相槌を、
やっと返した。











折角の誕生日なのにね。





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References
 Sep.19 2013, 「見える様に為れるでしょうか」
 Aug.14 2013, 「足並みを揃えて祝いませんか」
 Dec.28 2012, 「俺に似て居るんじゃ無かったですか」
 Dec.24 2012, 「彩も違う組み合わせでしょうか」
 Dec.04 2012, 「好きな場所は同じでしょうか」






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08月14日(金)
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