ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■感謝すら出来ぬ想いと言うのですか
何らかの形に、
想いを、
注ぎ委ねる事が。


時に。


自身の代弁者以上の、
振る舞いで。

想いを、
紡ぐのだけれど。






一方で、
擬人化した想いは。

時に。

滑稽に、
互いの隙間を嘲笑うのだ。




















 「未だ全然芽が出ないんだね。」

 「小坊主の愛が適当だからだよ。」


其の多寡を計る様に。

想いは、
沈黙を保ち。









 「半分以上間引いたよ。」

 「俺の愛情は間引かれちゃうわけ?」


次々に。

想いは、
毟って捨てられ。








 「小坊主の愛情って半分以下?」

 「半分処か某球団の勝率より悪いじゃん。」


其の大部分は。

芽吹く事無く、
潰え。









 「枯れちゃったの?」

 「水遣り過ぎて洪水させちゃったの。」


そして。

想いは、
溺れて腐れて終う。


















生誕の祝いに贈った、
感謝の草は。


其の殆どが、
あの子へ御辞儀を始める前に、
失われた。








想いが足りぬと詰る様に。





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References
 Mar.30 2015, 「呪縛の様な御礼でしょうか」
 Dec.22 2014, 「想い入れが深く為り過ぎますか」
 Jun.26 2014, 「期限を踏まえた贈り物でしょうか」
 Dec.23 2013, 「想い入れの多い長靴でしょうか」






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07月01日(水)
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