ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■呪縛の様な御礼でしょうか
例え、
仮初めの姿で在ったとしても。
其処へ、
想いの鼎を委ねるから。
其の輪を欲し。
自身に、
結わえるのだけれど。
其れは。
自身を縛り付ける約目も、
担うから。
自動的に。
自らを制約する、
呪縛迄も。
自身へ包含する事に、
他ならない。
其れ故に。
自由を得る為の、
其の存在にとっては。
恐らくは。
邪魔物以外の何物でも無いのだ。
聖なる洋菓子の、
返礼に。
「指輪が欲しい。」
「何時か本物を貰える迄。」
あの子は、
想いが具現化された形を希い。
返す刀で。
「本当に欲しがってたと想ってるの?」
「あははははは。」
「呪いでしか無いよね。」
其の存在が。
あの子の言の葉を、
否定する。
あの子は。
「指輪は呪いでも何でも無くて。」
「単純に唯嬉しかったよ。」
そう補うけれど。
其の存在も。
飽く迄、
あの子の想いの一部に、
違いないよね。
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References
Mar.25 2014, 「真の主従は逆なのでしょうか」
Feb.27 2015, 「今の私は何方でしょうか」
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03月30日(月)
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