ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■鎖さぬ術を探せますか
時に、
其れを両の天秤に据えては。

想いを、
彷徨わせて終うけれど。



情動と、
利得と。

其の何れもが、
不可欠で在って。


決して。

何方かに差配される物では、
無い。










其の絡繰りを。

充二分に、
理解した上で。


何方かを欠いたとしても、
不足を想うと。

認識して居ながら。



敢えて。

両の天秤に、
双方を据えて突き付ける、
其の想いに。












応じる最適解は、
何方だろう。


























 「絶対に重荷になるから突き放したのに。」

 「好きって損得じゃ無いでしょ?」

 「小坊主って相変わらず損する道を選ぶよね。」


択一的な結論へと。

無理矢理、
誘導しながら。






 「あのね・・・喜怒哀楽が無いんだ。」
 「愛情だけは無くならないんだけれど。」


あの子は。

自身の違和感を、
口にする。














想いの行く末なのか。

其れとも、
病故の避け難い変化なのか。











良く似て居るね。


嘗ての。

殻に閉じる前の、
言の葉に。





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References
 Oct.22 2003, 「何を残して消えたのですか」
 Jul.14 2013, 「一生残る華でしょうか」
 Nov.27 2014, 「もう少し離せると言うのでしょうか」






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12月01日(月)
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