ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■嘘の数だけ増えたのでしょうか
嘘は義だろうか。

人の道を護る偽は、
義足る振る舞いなのだろうか。


其れとも、
嘘は偽だろうか。

飽く迄、
義とは為り得ぬ虚が、
憑いて回るのか。




永く、
永く。

其の結論に一致を見る事の無い、
倫理と、
規則と、
感情の、
鬩ぎ合いに。


行く末が在るのか、
確かめようも無いけれど。











自身の大義を。

其処に、
強固に添えて了えれば。


少なくとも。

其の結論に依らぬ世界を、
創り出せるから。







其処に、
重みを残す側と。

其処には、
既に何ら関心を有しない側では。


如何に、
想いが向き逢って居ようとも。

其の先が、
曖昧に揺らめいて終うのだ。

























 「病状話して辞めて来たよ。」
 「此れで小坊主ちゃんに嘘吐かせなくて済むね。」

 「嘘を突き通して良かったのに。」
 「言うのきつかったでしょ?」

 「うん。」
 「泣かれた。」

















想いと、
嘘とが、
貼り逢わせの言の葉は。


行き違って、
行き違って。

余計に想いを残して行くね。





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References
 Nov.07 2014, 「代役は想いに成るのでしょうか」
 Oct.15 2014, 「休んだ理由だけなのでしょうか」






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11月20日(木)
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