ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■代役は想いに成るのでしょうか
幾つもの制約が、
其処に、
立ち塞がって在るから。
其の狭間で、
互いを想える刹那は。
殊更、
尊い様に感じるけれど。
時に、
其の感覚は。
事の軽重を過たせ。
本質を、
霞ませて了う。
互いを慮る事も、
支えに成る事も、
感謝に値する事も。
決して、
軽んずべき事では無いけれど。
少しでも、
苦痛が緩和され。
少しでも、
穏やかに休める事が。
何を置いても、
求められるべき事なのだ。
「お休み続きでご迷惑おかけ致します。」
「とんでもございません。」
柵の、
隙間を縫った電話は。
求められた、
必要な援護に違いないけれど。
「初めての旦那としての役目が。」
「会社への欠勤の電話とはね。」
「担当者外出だって。」
「言伝頼んだよ。」
「小坊主ちゃん、有り難う。」
「助かったよ。」
漂う香りが。
一瞬、
現実の知覚を麻痺させる。
何故に。
忘れて終いそうに成るのだろう。
一文字、
一文字、
必死に打ち込みながら。
相当な時間と精神力を消耗して、
此の電信が、
届いて居る事を。
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References
Oct.15 2014, 「休んだ理由だけなのでしょうか」
Oct.07 2013, 「請われる儘で居て良いですか」
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11月07日(金)
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