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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■殻を閉じ始めては居ませんか
意識の内から、
客観のみを切り離して。
自身を、
専有させて了う事は。
時に。
自らを救う術と、
成り得るのだけれど。
言い換えれば。
主観を排除せねば、
自身を維持出来ぬ事の、
証で在って。
丁寧な客観視は。
自身を、
自ら生の無い物体と為す事の、
暗喩に他ならない。
そして其れは。
心に封をして、
人形として振る舞い続けた、
あの子の。
嘗ての、
選択其の物なのだ。
平然と、
泰然と、
淡々と。
「意識が戻るのに時間掛かった時。」
「先生はもう戻って来ないと思ってたんだってさ〜。」
あの子は、
事実を伝え始め。
俺は態と。
怒りに任せた主観を、
贈り返す。
「今じゃ笑うしか無いけれどさぁ。」
「本当にね。」
僅かでも。
言の葉に、
生の徴が含まれると。
こんなに深く、
安堵出来たりするんだね。
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References
Oct.22 2003, 「何を残して消えたのですか」
Jul.02 2003, 「口を封じてしまいましたか」
Jun.08 2014, 「何を見て居たのでしょうか」
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07月21日(月)
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