ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■気概は想いより重いでしょうか
意地と、
無茶の、
其の境目の在処を。

見極められる程の、
術は。


未だ。

持ち合わせては、
居ないけれど。




少なくとも。

悲惨と感じて居た、
其の当時を、
思い起こさせた事こそが。


既に。

意地で押し通す段階では、
無い事の、
証拠に他ならない。






其れでも。


其れでも尚。

意地を通すのでは無いかと、
怖れ。




祈る様に。

返信を、
待ち続ける。

























自身の気概と、
互いの想いの深度とを。

天秤に乗せ。


 「一番嫌な事だけれど。」
 「こんな頼り方して御免。」

 「良かった。」
 「意地張られたらどうしようかと想ってた。」

 「口座番号はね。」

 「了解。」


あの子は。

想いを選んでくれた。





















総てを奪われて。

不器用に、
逃げ出すしか無かった、
其の刻。


 「手出しの療養費払ったら現金無くなった。」
 「何か離婚前後の数日間を思い出す。」


其処へ、
自ら進んで戻る事は。



自身の歩みも、
此の想いも。

自ら全否定して終う事と、
同義の気がするんだ。





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References
 Sep.21 2011, 「照らせる深さでしょうか」
 Dec.08 2001, 「気になり始めているのですか」






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06月29日(日)
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