ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■見て居なかったのだと斬り付けるのですか
伏線と、
仄めかしと、
避ける様な比喩と。
そんな物を並べた処で、
核には、
辿り着けないから。
意を決して。
祈る様に、
縋る様に、
言の葉を放つけれど。
本当は。
核に臨めば、
時は、
否応なく進み。
核を避け続けても、
時は、
磨り減って行く。
八方は皆、
既に詰んで居るのだと。
唯。
そう言い聞かせる為の、
言の葉なのだろう。
不可避の、
予想に違わぬ応えと共に。
「さよなら。」
「元気で。」
あの子は、
そう言い残して去る。
「あのな。」
「うんとな。」
「どうしたの?」
「言い難そうね。」
「うん。」
「クラスIVだよ。」
「IVの?」
「IVの厳しい方。」
「そっか。」
何故に。
罪無き側にばかり、
試練や罰が、
注がれて終うのかな。
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References
Sep.14 2012, 「選択では無く廃棄でしょうか」
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09月18日(火)
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