ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■積み重ねる気が在るのでしょうか
想いは。

必要不可欠な物には、
違いないけれど。


想いは。

決して、
解決の糧には為り得ない。





其れ故に。



互いの妥協点を、
探りながら。

一つ、
一つ、
想い以外の積み重ねを、
繰り返すのだ。









けれども。




其の積み重ねが、
常に、
振り出しに戻り続けるのなら。

其れは、
時間の浪費に他ならない。



















 「話したいんだけれど。」


泥酔した姫が、
覚束無い言の葉を吐き。




話しても、
話さなくても。

何時もの様に、
姫の爪に傷付けられて。



やり返しても、
逃げ出しても。

俺を悪者にして解決が図られるのだと、
溜息を付きながら。



 「嫌だ。」
 「酒が入って無い時にして。」


俺は、
諦めの応えを絞り出した。


















既に諦めて、
開き直った筈なのに。

此れ程腹に据えかねるのは。



結局。

未昇華の想いが在る事に、
他ならないのかな。





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References
 Nov.15 2011, 「距離を望んだのは此方でしたか」






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07月29日(日)
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