ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■狭間に喰われて了いませんか
刻と、
刻との、
其の僅かな狭間に。
ふと、
差し挟む想いは。
恐らくは。
自身の希う、
優先度の高い想いと、
程近いから。
其処に捻じ込まれた言の葉の、
其の背後に。
時に、
虚像が浮かんでは。
仮初の重みを、
意識させるのだろうか。
刹那は。
多分、
軽さとは背向いの刻で。
刹那は。
きっと、
真の想いを喰らって了う。
朝陽の紅が、
漸く消え始めた頃。
「おはようございます。」
「随分早いね。」
「もしかして出て来いって?」
「はい。」
「早朝デートのお誘いなんですけれど。」
隧道の向こうから、
文が届いた。
そうね。
此の時間の方が、
逢い易いのかも知れないけれど。
多分。
此の時間は、
御茶を飲むには適さないよね?
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References
Dec.09 2009, 「何時か意図が見えるでしょうか」
Sep.12 2009, 「触れても良い距離なのでしょうか」
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08月22日(日)
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