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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■何時か意図が見えるでしょうか
冬の長い暗闇を、
煌びやかな夜空に換る、
野外劇が。
希望溢れる聖夜を待ち切れずに、
灯される刻。
丁度、
其の一瞬。
互いが、
通りを一つだけ挟んだ僅かな距離に、
在る事は。
きっと、
稀有だから。
時に、
其の偶然は。
想いを、
過剰に増幅して了うのだけれど。
一方で。
其の、
圧倒的な光量は。
隣や、
其の隣に棲まう、
僅かな闇も。
巧みに、
隠して居るのかも知れない。
数行の、
想いの応酬の後に。
「近いんだから。」
「仕事終わったら来れば良いじゃん。」
「忘年会なんですよね。」
「其の時間には帰っちゃうよ。」
「小坊主さんがいくら優しくても。」
「待っててくれないですよね?」
隧道の向こうは。
自身の都合と、
猶予の想いを放ち。
「待ってても。」
「どうせ彼氏が一緒なんだろ?」
「良くご存じで・・・」
其の、
仮初めな想いの在処を。
俺は、
軽く詰った。
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References
Nov.23 2009, 「何故傍に居るのですか」
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12月09日(水)
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