ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■何割が仮初めの笑顔ですか
新たに、
一つの要素を動作させる機能を、
獲得し。
続いて、
其の機能を圧する力が、
身に備わり。
最後には、
其の機能を自在に統べる能力が、
手に入る。
成熟の過程で顕在化する、
其の順序は。
或いは。
一般化可能な程、
広範囲にもたらされる原則なのだろうか。
「おめでとー。」
「ふーってして御覧?」
「きえたよ!」
唯、
魅入られる様に視線を逸らさぬ、
其の刻が。
唯、
恐怖の対象としての炎に、
すり替わり。
そして。
吹き消す意味を理解した娘の、
其の背後で。
「小坊主を嫌いなんだよね。」
「私を嫌いでも良いから。」
「娘の前だけは仲良い振りしようよ。」
獲得した筈の絆が。
唯、
自身を縛り付ける制約へと、
すり替わり。
最後には。
機能的な有用性のみで繋がる箱へ、
遷移を遂げる。
ずっと、
飼い慣らされるべきだろうか。
嫌いな雄と、
笑いながら何かが出来ると言うのかな。
未だ。
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References
Feb.03 2008, 「春を呼ぶ蝋燭でしょうか」
Feb.03 2007, 「炎なら覚えて居るでしょうか」
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02月03日(火)
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