ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
[165066hit]

■理解するのは何時なのでしょうか
経験の無い感性に、
突然、
触れて了った時。

半ば強制的な覚醒は、
其の感性に、
如何なる附箋を貼り付けるのだろう。



弁別も、
吸収もされずに。

圧倒的な質量を保った儘、
内側へ、
流れ込む感性は。


何を誘導するのだろう。










到底理解には至らぬ事柄に、
宿る神秘性だけは。

辛うじて、
感じ摂ったのだろうか。



気圧されて。

唯、
反芻を繰り返すだけが、
精一杯なのか。



其れとも、
仲間外れを嫌ったのか。



或いは。

自身にも出来る事だと訴える、
単なる、
競争心なのかも知れない。


















此れ迄の歩みを。

一冊に、
綴りながら。





 「此れが。」
 「お腹の中に居る時の写真だよ。」


未だ人像には程遠い、
姫の、
胎内の画を。

娘に語ると。












 「おなかのなかに。」
 「ぱぱのこどもがいるんだよ。」


鱈腹喰らった昼食で、
腫れ上がったお腹を摩りながら。

娘は、
必死に主張した。






↑Enpituの投票ボタン(おまけ情報付)
01月04日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る