ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■端から観る気が無いのでしょうか
一つ一つの、
其の、
伏線が。

総て、
応答を誘発する事など、
極めて稀だけれど。





少しずつ、
秘めて宿した筈の、
想いの欠片が。

悉く、
弾かれて落ちる様は。


殊更、
鮮やかに映る物なのだろうか。














紅い、
葡萄酒にも。

星座を象る、
其の、
星形にも。



意味が在るのに。







礼の詞も無しに。

姫は、
其処から視線を切る。

























 「花の名前なんて。」
 「私が分かる訳無いでしょ?」



そう、
不得手を口にする姫へ。






今年は。


姫の、
好きな酒精と。

花とは違う想いの欠片を、
仕込んだのにな。






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09月08日(月)
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