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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■順序の差配は理不尽でしょうか
日々、
身を削り取る様にして。
連なる種を、
育て上げるからだろうか。
日々、
吸い上げる様にして。
其処から、
燃料を補給するからか。
其れは、
未だ分からないけれど。
献ずる盃を傾けながら。
自身の今に、
其の身を重ねて。
無念が滲み出る。
不遇を経て。
新たな途を、
定め。
種が芽吹き。
何故。
其処で、
幹が断たれねば為らなかったのだろう。
「姫何時切りに行くの?」
「美容師の先生と連絡付かないんだよねぇ。」
「まさか・・・。」
「ん?」
「もしかして此れじゃねぇのか?」
「そうだ・・・。」
想いを残した、
過去の家庭と決別し。
新たな伴侶と息子を、
手に入れ。
そして、
一歩歩んだ其の場所で。
事故が、
彼を断った。
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07月20日(日)
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