ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■連なる記憶が示す途でしょうか
一つ、
一つ、
習慣化された事象を、
なぞる事は。


時に。

互いを顧みて、
其の絆を再構築する役を、
担うのだけれど。



其れを、
誘発させる因は。

別に、
互いの手に委ねられずとも、
構わないのだ。







けれども。



本来は。

未だ、
一瞬一瞬で誘発される衝動に依存して、
方向を定める筈の存在が。


既に、
連動した記憶に沿って。

恰も、
他者を誘導するかの様に、
映る事へ。



戸惑いを覚えて了う。

















自身用の、
其の御車の上から。


 「こっち!」

 「どっち?」

 「こっち行くの!」


娘は、
俺に下知して。



自身の欲する儘。

覚えた規定路を、
俺と、
姫とに、
歩み進ませるのだけれど。














本当は。




今に至る、
二年余りの記憶の途を。

俺と、
姫とに、
なぞらせて居るのかも知れないね。






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02月16日(土)
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