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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■要求水準に達して居ますか
自身より、
長きに渡る其の視線に因って、
映された姿と、
生じた言葉は。
信を置くに足る想いで。
或いは。
当事者には観る事の出来ぬ、
其の先を。
的確に、
客観視可能なのだ。
其れ故に。
自身の、
想いや振る舞いは。
きっと、
必要な水準を超えて居るに、
違いない。
けれども。
可能か、
否か。
其の、
可否の問題より。
此れ以上、
其の存在に負荷を加える事に。
躊躇が在るのだ。
姫の友人宅で。
娘を、
寝かし付ける、
俺の背後で。
「二人目は作らないの?」
「嫌よ。」
「体力的に無理。」
食卓を囲みながら放たれた、
友人の問に。
姫は、
そう零した。
本気か。
冗談か。
嬉しさか。
照れ隠しか。
「やっぱり駄目か。」
「じゃぁ余所で作る?」
俺の独り言に応じて。
何時もの悪戯っぽい瞳で放つ、
姫の言葉の。
心意は、
何処に在るのかな。
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09月23日(日)
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