ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■好きな花は何ですか
毎年、
毎年、
時季が訪れる事を、
待ち望み。

毎年、
毎年、
艶やかな眩しさに、
目を細める。




自身の、
奥深くに根付き。

幾度も想い返す、
其の花が。


其の、
盛りの時季に。

想いの範疇から、
消失するのだろうか。













鮮やかな色に宿した、
好きは。










一つの、
秘められた想いを。

具象化する為の、
方策だったのかも知れない。




















 「白木蓮ね。」

 「そう。」
 「好きでしょ?」


坂の街の人が、
好きだと口にした花を。

撮って、
贈ったけれど。








 「そう。」
 「好きでしょ?」

 「今は。」
 「小坊主と観た梅で一杯なの。」


坂の街の人は。

別の花が想いに在ると、
口にした。





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Reerences
 Feb.28 2007, 「何時か俺も消えるのでしょうか」
 Mar.31 2007, 「強い意識が在ったのでしょうか」
 Mar.21 2007, 「強靱な想いでしょうか」






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04月05日(木)
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