ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■案外近くに居るのでしょうか
自身の、
傍らに居る存在を、
感知しながら。

同時に。

其処に、
寂寥感や孤独感を、
味わうならば。



始めから。

傍らの存在など無い方が、
増しなのだろうか。






其れとも。





直ぐ傍らに、
想いを、
添えて置きながらも。


其の姿を、
或いは、
其の温度を。

虚像でしか味わえぬ事の方が。



孤独に、
より近いのだろうか。













 「宴会中だけど。」
 「人の中が一番淋しい。」


坂の街からの、
年始の文に。




 「其れでも。」
 「傍が良い。」


比べようも無い、
単位の異なる価値基準を。

必死に、
秤に掛けた。

















 「今年は逢える。」
 「そんな気がします。」


不思議と、
力強く耳に響く、
坂の街の人の、
其の文字に。




 「あなたを想って呑んでるよ。」


少しでも。

虚が、
実に、
近づく様にと、
希う。





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References
 Dec.29 2006, 「吐けば楽に成れるでしょうか」






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>> postscript

新年おめでとうございます。
ここ最近は自身の芯が溶け出して終った様な状態が続いてますが、
見捨てずにお付き合いいただければ幸いです。

今年もよろしくお願いいたします。

小坊主
01月01日(月)
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