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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■賭け事の心算でしょうか
自身は。
決して、
他者の為に存在する訳では、
無いのだけれど。
自身の、
効力感は。
確実に、
自身の動力源として、
機能する。
其れ故に。
時に人は、
自身の、
存在意義を問い。
或いは、
他者と寄り添い。
そして。
不要論に、
酷く、
抉られるのだろう。
「湯湯婆が在れば。」
「俺は要らないのね。」
「そうよ。」
「俺の事が温かいなんて。」
「もう言わないね。」
「良いよ♪」
「言わないもんね♪」
唯の、
戯れに過ぎぬ一言に。
何れ程、
傷を負って居るかなど。
想いも、
寄らぬのだろうか。
「あー!」
「あったかいって言っちゃった・・・。」
「姫の負けね。」
「良いじゃん。」
「小坊主のいる意味があったんだから。」
其の、
負け惜しみが。
幾度も、
重なる度に。
確実に。
想いは、
捩れて行くのに。
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References
Nov.03 2006, 「此の腕はもう不要でしょうか」
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11月18日(土)
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