ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■本気で投げる気だったのでしょうか
自身の、
意識如何に因らず。

他者への依存を必須とする時は、
確かに、
在るのだから。



其の相手へ、
自身を委ねる事が可能か、
否か。

其れを、
探るのだけれど。





其処に信を置く、
其の、
可否を決する要素は。

果たして、
何方に在るのだろうか。










必死に。


封印し続けて居る筈の、
自棄と、
狂気の衝動。




可否を、
決定付けるのだと想い続けた、
其の要素が。

封を、
喰い破って終う。















 「如何にでも成れ。」
 「勝手にしろ。」


決して、
口にはせぬと。

秘め続けた、
諦めの言葉と。




 「巫山戯るな。」


決して、
手を出さぬと。

抑え続けた、
腕力の暴発と。










床に転がり、
見上げる姫の。


怯える瞳が。




抜いては成らぬ刃を、
振り回した、
其の証として。

脳裏に焼き付いた。












何故。



しては為らぬと想う、
行為ばかり。

互いに、
叩き付けて終うのかな。






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06月07日(水)
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