ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■新芽は真芽なのでしょうか
幾つもの渦に、
逆らい、
立ち向かいながら。
自身の意思で、
大河を、
泳ぎ切る為には。
純色の、
自身の縁を削り取り。
周囲の色と、
混ぜ合わせながら。
核に備わる、
自身の色のみは。
護り続けねば為らぬから。
白一色でも、
黒一色でも無く。
必ず、
正規分布に拡がる色を、
自身に、
持ち合わせ。
時に。
自身の範疇と、
対極に在る行為で。
其の分布を、
調整せざるを得ないのだろうか。
一つの想いを。
丁寧に、
丁寧に、
紡ぎ行きながらも。
矛盾を、
多分に含んだ想いを。
撒き、
芽吹かせる。
「私は。」
「いない方が良いんじゃない?」
互いの意志で、
芽吹かせた新芽を。
自らの意志で、
摘み取り去ろうと想うけれど。
「離さないで。」
「最後の砦だから。」
互いの意志で、
芽吹かせた新芽は。
不要な芽なら、
抑も、
芽吹かせてなど居ないと。
自己主張を、
繰り返すのだ。
虚なのか、
実なのか。
非なのか、
是なのか。
黒か、
白か。
縁なのか、
核なのか。
其の芽は。
日々、
姿を変えて了う。
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References
Apr.17 2006, 「舌先で触れる想いでしょうか」
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04月20日(木)
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