ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
[165244hit]

■一歩目は何処に在るのでしょうか
疾さ。
切れ。
持続力。

図太さ。
粘り強さ。
気性。



挙げれば、
数限りない成分を、
噛み合わせ。


幾筋もの流れを。

太く、
太く、
縒り逢わせる事で。





脈々と受け継がれる、
血脈は、
形創られ。


或る時、
突如として。

稀代の名馬として、
花開く様に。











伏線など、
実は、
嫋やかな存在に過ぎず。




幾重にも、
幾重にも。

伏線が、
重ね逢わされた時に。



初めて。

刹那の機会は、
巡り来るのかも知れない。













 「何時からだろう。」


複数の伏線で練り上げられた、
此の機会の始まりを。

ふと、
想った。













 「もっと早くに。」
 「声掛けてくれれば良かったのに。」


今に至れば。

丘の上の人の、
其の言葉は、
至極尤もなのだけれど。




多分、
今に至ったから。

其の言葉が、
尤もなのだろうな。






↑Enpituの投票ボタン(おまけ情報付)
03月10日(金)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る