ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■違う想いが生じたのですか
飽く迄、
自身が感知した感覚の、
素直な表出で。

技巧を含まぬ、
純度の高い言葉だから。


想いの外。

此の身に、
刻み付けられて在るのだろうか。




其れとも。



表層の言葉の、
深部に宿り在る想いを。

比較的容易に、
取り込む事の可能な、
技術が。


此の身に、
備わったからだろうか。










習慣化された、
何時もの言動とは。

明らかに異なる、
其の言葉に。



耳を疑い。

其の背景を、
訝しむ。








寝惚けて。

誰かと、
間違えたのかと。



或いは。

脳裏に隠した、
疚しさだろうかと。

















俺の体温を、
感知して。

自動的に、
身体へしがみ付きながら。




 「好き♪好き♪」


寝床の姫は。

何時もの表現を、
用いなかった。













温かいで。


其れで、
良い筈なのに。
01月17日(火)
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