ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
[165255hit]

■救いの言葉で満足でしょうか
自身に穿たれた、
狭間が、
埋まったとしても。

其れは、
自己満足に過ぎないのだと。


何れ程、
想い続けて来ても。



一つ、
一つ。

事の欠片が、
隙間を埋めて行く様に、
感じられて。






其れだけ。


孔を、
塗り固める為の、
情報を。

自身が、
渇望して居た事に、
気付き。



より一層。


自身の、
想いの無さに。

深く、
孔を掘り下げる羽目に、
陥るのだ。










馬鹿か。

俺が安堵した所で。
何も産み出しはしないのに。















貴女の事も、
あの人の事も、
アイツの事も。

そして、
此の場所をも、
知る人に。




 「貴女がメールして来た時には。」
 「小坊主のこと『何だこいつ!』って思ってたのよ?」

 「うん。」
 「当然だよね。」

 「まぁ小坊主とは過去のことだって。」
 「ちゃんと割り切ってたみたいだけれど。」

 「そっか。」
 「元気にやってそうなんだね。」

 「過去はしょうがないよ。」
 「今は幸せなのね。」

 「うん。」



姫との今と、
弐度目の感謝を贈った。










救われたのは、
弐度目か。

進歩が無いな、
俺は。





----------
References
 Jun.03 2002, 「心強く想ってもらえますか」
01月12日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る