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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■素直に喜んで平気でしょうか
身に纏う衣や、
或いは、
生きる糧が。
此の身に具わった時に。
初めて。
人として、
ふみ行うべき作法や、
言行の度を、
弁え得る様に。
其の存在に。
決定的に作用しかねない、
異常は。
付帯する、
数々の歓喜を。
全て、
封印して了うけれど。
切に願い続ける、
唯一の条件が。
此の手に、
舞い降りてくれるのなら。
寧ろ。
其の歓喜を、
全て投げ捨てる事など、
厭う気も無い。
望みを、
贅沢を。
持っては成らぬ気がして。
反論し掛けた、
自身の口に。
慌てて蓋をした。
「どうしよう。」
「小坊主に性格そっくりなのに・・・」
「何でだよ。」
「お腹のなかにいるときから。」
「股を開いてるんだよ♪」
「洒落に成らないから止めてくれ・・・」
其の姿は。
決して俺では無く、
紛れも無く、
姫の娘で在る証明だけれど。
無事なら。
其れだけで良い。
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References
Oct.31 2005, 「二つの色の何方でしょうか」
Sep.28 2005, 「印象が変化しては居ないでしょうか」
12月12日(月)
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