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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■未だ終わらないのでしょうか
何者にも、
決して依存する事無く。
自身の力を以て。
壁を押し退け、
道を切り拓く気構えを。
確かに。
忘れては、
成らぬのだけれど。
互いが、
互いを、
支えるべく。
寄り添う相手には。
決意や、
意思が、
伝わらねば成らぬのだ。
其れ故に。
其の、
相手に対して。
幾つか、
義務を背負うべきなのに。
「姫へ。」
「全部終わったら連絡して。」
一つの事柄へ。
しかも、
然程小さくは無い事柄への、
義務が。
果たされる事は、
無かった。
「まだ病院終わらない。」
「週明けに検査になった・・・。」
言葉だけを残して。
姫は、
気配を消す。
恐らくは。
予定通りに、
友人と、
昼食を摂って居るのだろうけれど。
既に日の暮れた、
宵の口は。
友達と、
昼食を摂る時間には。
定期の検診を、
受診する時間としても。
少し、
遅い様な気がするのです。
11月26日(土)
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