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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■何故自信が揺らぐのでしょうか
飽く迄、
過去は過去で在って。

進み行く為の、
糧として、
貪る存在だけれど。





時に。



足元へ、
積み重ねて来た筈の、
積木が。



風船の様に、
浮かび、
流され、
破裂して。

簡単に、
壊れて終う気がするのだろうか。





其れとも。



積木を積み重ねた、
其の場所が。

地盤の不安定な、
砂丘の様に、
感じ取られるのだろうか。
















後悔しない人生を、
歩むのだと。

自分の脚で、
選び、
歩んで来たのだから。





自身の、
歩みにも、

互いの、
選択にも。


他人の意思は、
必要無い筈なのに。













 「私と逢って無かったら。」
 「小坊主はどうなってたと想う?」
 「結婚してたかな。」

 「わからないけれど。」
 「間違った道を選んだ心算は無いよ。」



姫は。

遠回しに、
俺の肯定を欲し。







 「俺とこうなって。」
 「姫は良かったの?」

 「うん。」
 「良かったよ。」


俺も。

姫の肯定を、
求めて終うね。
10月15日(土)
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