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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■少しは理解に近付きませんか
此の身は。
大部分の情報を、
視覚に、
依存してしまうから。
何らかの、
目に見える形として、
自身に、
提示される事が。
事の理解には、
肝要で。
或いは、
理解の早道なのだ。
其れ故に。
自身の生業が、
何らかの形に成り。
世に、
視覚として提示される事へ。
応じてくれる筈だと。
要らぬ期待感を、
有して了ったのだろうか。
折角の機会に。
俺の生業の一部へ、
出来るなら、
触れて欲しかった。
「俺の仕事が分かるでしょう?」
「何で観てないの!」
「だって、今日からなんだよ!」
「ポストペットがwebでできるんだよ!!」
画面は画面でも。
姫は、
自身の手元の画面に、
夢中な儘。
俺の仕事を知りたいと、
理解したいと、
口にして居たのは。
姫自身では無かった?
10月06日(木)
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